サイエンス

昭和基地でオーロラ

黄色がかった淡い緑の光のカーテンが南極の夜空を彩った。22日午後11時半(日本時間23日午前5時半)から30分ほど昭和基地からオーロラが見えた。光の細い筋が横に走ったり雲が漂うように上へ伸びたりして瞬く間に姿を変える。 美しい〜。せっかくだ…

冥王星の6〜7割の大きさの小惑星を発見

地球から約七十億キロ離れた太陽系の海王星やめい王星より遠い外縁部に、直径がめい王星の六−七割の小惑星が存在することを米カリフォルニア工科大などのグループが二十日までに確認した。 冥王星が本当に「惑星」かどうかは疑問のあるところらしいのですが…

最悪の黄砂

環境部の関係者は20日、「国内に黄砂をもたらすモンゴル・満州地域が非常に乾燥しており、史上最悪の黄砂が発生する可能性もある」と明らかにした。 韓国のニュースなのですが、その風下にいる日本も影響を避けられないでしょうね。太陽が真っ赤に見えたり…

廃発泡スチロールから接着剤

使用済みの発泡スチロールを溶かした液から、接着剤をつくる新技術を、札幌市のリサイクル会社「レーザー・プロ」(藤沢清司社長)が開発した。発泡スチロールは、燃料やプラスチックへのリサイクルが進みつつあるが、新しい方法として注目される。 タイルや…

上空の大気調査は旅客機で

飛行中の機体周辺の大気を取り込み、10秒間隔でCO2濃度を測定できる。05年度に試験観測を始め、06年度からJALの北米、欧州、豪州各便の旅客機計5機に測定器を載せ、ほぼ毎日データを採取する。 今までは地上に空気を持ってきて調べるという方法…

宇宙に輝く首飾り

この超新星爆発は、太陽の20倍の質量を持つ星の最期の姿。爆発でまき散らされたガスに、時速100万キロを超える衝撃波がぶつかり、高温になった部分が真珠のように輝いている。中心部にあるのは星の残骸(ざんがい)だ。 ハッブル宇宙望遠鏡は、地球とい…

スペースシャトルは来春に

米航空宇宙局(NASA)は19日、スペースシャトルの再開飛行の打ち上げ時期を来年3月6日から4月18日までの間に設定したことを発表した。次期シャトルには、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが搭乗予定。 1年以上先なんですね……遠いなぁ。 飛行機事…

120時間ハタラケマスカ?

米国防総省では現在、兵士が、5日間にもわたって――食事を1回もとらずに――戦闘を持続できるようにするにはどうしたらよいかを研究しているのだ。 すごいなぁ。5日間も食事をしないで働けちゃうわけですね。やらなきゃいけない仕事が詰まってるときにおすすめ…

大型魚は子どもの脳機能を低下させる

水銀を含んだ海産物を食べると、十代の子供の脳の発達に影響する可能性があるという。フェロー諸島(英国とアイスランドの間の北大西洋にある群島)の住民を調査した研究が報告した。 水銀の一形態であるメチル水銀は、メカジキや鯨など、大型の海棲動物に蓄…

星を砕くブラックホール

米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)は18日、巨大ブラックホールが星を粉々に破壊してのみ込む場面を初めて観測したと発表した。 ブラックホールの中心に向かってつっこむと、ホワイトホールから出てくることができる。なんて話がSFアニメ…

スペースシャトルはおあずけ

NASAはこれまで、今年9月の打ち上げ再開を目標にしてきた。だが、NASA当局者は17日、米テキサス州で開かれた会議の際、記者団に「打ち上げは遅れる見通しで、来年1月以降になる」と述べた。 来年1月以降ですか。遠いですね……。もっと早い時期に…

真珠の貝で環境調査

水深2メートルにつるしたアコヤガイが海の状態に応じて、どのように貝殻を開けるかをセンサーをつけて調べ、集めたデータを無線でコンピューターに送るシステム。同社ミキモト真珠研究所が九州大などと共同で調べた結果、通常は10分間に1回だけ貝殻を開…

火星に穴を掘る

六つある車輪のうち五つを固定し、右前輪だけを前後に小刻みに動かした結果、車輪がスリップして土砂をかくように、20分あまりで長さ50センチ、深さ10センチの穴ができた。 器用なことができるんですね。10センチの穴であれば、火星表面にある砂とは…

もらったチョコで大研究

「M&M’s」が大好きな米プリンストン大学の物理学教授に、学生らが冗談半分で約200リットル缶入りのM&M’sを贈ったところ、この教授は受け取った大量のチョコをヒントに研究を行い、容器内で高密度に詰められるのは、球よりも平べったいチョコの方…

遺伝子ドーピング時代

各種の遺伝子治療の手法を応用し、成長因子の一種の遺伝子をウイルスに組み込んでネズミの筋肉に感染させた。ネズミの筋肉は15〜30%も太くなり、筋力が倍増していたという。 筋肉の次は何だろう。能力や知識もドーピングできる時代が来てしまうのだろう…

ツバル冠水

南太平洋の島国ツバルに大潮警告 島全体が冠水の恐れも南太平洋に浮かぶ島国ツバル。中央は首都のフナフティ空港 南太平洋の島国ツバル(人口約1万1000)の気象観測所は16日、同国の海域が近く大潮を迎え、島全体が海水に浸る可能性があると警告した…

この電話で君に愛を伝えよう。

「Love Detector」は、会話で交わされる感情の熱さを、マイナス1(彫像よりも冷たい気持ち)からプラス5(ロミオとジュリエットをも赤面させるほどの愛)のレベルで計測する便利な読み取りソフトだ。 愛は見えないから 時々心配になるけど(by片桐麻美) と…

ヒトクローン胚からES細胞作成に成功

成功したのは韓国ソウル大学や米ミシガン州立大などのチーム。女性16人から提供を受けた242個の卵子の核を取り除き、女性の体の細胞から取った核をそれぞれ移植してクローン胚を作製した。30個は子宮に着床できる段階の胚盤胞(はいばんほう)に成長…

4億年前の昆虫の化石を発見

これまで最古と考えられていた化石は、米ニューヨーク州北部で見つかった約3億7900万年前のものとされ、今回確認された化石はこれをさらに2000万年さかのぼることになる。昆虫の進化の過程で、翅がいつ、どうやって現れたのかは、大きな疑問となっ…

衝撃を光にする

落下させたりぶつけたりすると、衝撃のエネルギーを電気エネルギーに変え、その電気で発光ダイオードを光らせるという商品が登場しました。写真がありますが、これはかなりきれいですね。 この製品はLEDと圧電素子を一体小型モールド化したものです。この…

検査過剰でガンの危険性

医療機関での放射線診断による被曝(ひばく)が原因の発がんは日本が最高で、年間の全がん発症者の3.2%を占めるCTなどの機器が多く、胃ガンの検診も定期的に受けるようになっていることが原因らしい。放射線が良い方向に利用されている例としてあげら…

テレビは子どもの言葉を奪う

言葉が遅れていたり、視線を合わせない、友人と遊べないといった乳幼児が最近、臨床現場から数多く報告されるようになり、そうした家庭ではビデオやテレビを長時間見せている例が目立つ。小児科医が視聴をやめるよう助言したところ改善したケースも少なくな…

机の上はバイ菌の巣窟

ジェルバ博士によると、多くの人間が現在、机の前でパソコンに向かって1日中執務するようになり、そこで食事まで取るようになったことを指摘。この結果、食べかすやコーヒーなどが飛び散った机の上が、細菌が増殖するのに「完璧(かんぺき)な場所」になっ…